まだ来週のオンデマンド配信は残っているものの、前期の対面授業はほぼ終了した。学生にとってはどうか分からないが、こちらにとっては毎回のスケジュールに追われつつあっという間の15回。これは何度やっても同じような感覚。
特に大学生になったばかりの1年生対象の講義は、人に教えることの難しさという点で専門科目よりもずっと労力を要するように感じる。大学でもそうなのだから小中学校や高校の先生方のスキルと苦労は相当なものであろうと推察できる。
対面講義よりもオンデマンド講義の方が良い、という評価は教える側にも教えられる側にもほぼ定着してきたようである。これもまた他の社会制度同様に、既存制度がこの評価にどこまでついていけるかが課題であろう。
これからテストの採点、期末最後の山場となる。