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旧態依然

とした会議は、どちらかというと役所よりも大学の方が多いような気がする。昭和型マネジメントの典型といった感じだろうか。さらに個々の大学や役所など組織によってもその格差は大きい。

 

どんなに環境が違っても、仕事やマネジメントのやり方というのは人についてくるもの。スタイルやルールは変えられても、人が変わらない限り本質は変わらないことが多いのも事実。残念ながら経験に頼った仕事をしがちな高齢職員がマネジメントする組織ほどその問題が顕在化する可能性は高いとも言える。さらに重要なのは組織風土。これを変えるのは本当に大変だ。

 

情報化がどれだけ進んでも、またシステムがどれだけ進化しても、人の意識や行動が変わらない限り、本質的な変革には繋がらない。定年延長など働く期間が長くなるなか、組織にとっての高齢化の実質的な問題はここにあるのかも知れない。