最近はオンライン併用の会議が多くなってきた。前後に予定が詰まっていたり出張する余裕がない時など、オンラインでの参加はとても便利で時間の有効活用につながっている。今週も既に自治体の会議にオンライン参加したし、学生との個別面談も全員がオンライン希望だった。
面談などは問題ないものの、併用の会議には少し難点もある。会議室でリアルに集まっている人が多くて自分だけがオンラインのような場合、どうしても会議に参加している、というより会議を参観している、といった感じになってしまうことが多い。現場で司会をする際などもオンラインの人に配慮することを常に意識しておかないと、全員で会議を進めるのが難しく感じることがある。
全員が完全にオンラインの場合にはそういったことがなく、皆が同じ環境であるため会議としてはうまく行くような気がする。ただ問題は参加者どうしのコミュニケーションがとりずらいこと。やはりリアルでのコミュニケーションは会議の潤滑油となってくれるので、オンライン開催の会議は各自が自分の意見を述べるという作業に集中し、ディスカッションという感じにはなりにくい。
まだまだ進化中の形態なので、どんな形が最も利便性が高く有意義な会議として機能するのか、これからも試行錯誤が続くのではないかと思う。