元日から北陸での地震。神戸でもかなり揺れたのだが被害はかなり大きくなりそうだ。いまなお崩壊家屋の下敷きになっている人々がいる。本当に心が痛む。翌2日には羽田空港での航空機衝突事故。事故機の一方が地震の被災地に向かう海上保安庁の航空機だったことも何とも言えない気持ちになる。年の始まりに続けて襲った大きな災害と事故。
阪神淡路大震災が発生した時、消防庁で勤務していた。被災地神戸で目にした光景は今も忘れることが出来ないが、東京での対応の日々も辛い思い出のひとつである。その対応に少し目処がつき始めた2ヶ月後に地下鉄サリン事件が起こった。サリン事件の前後もまた、オウム真理教側との交渉の窓口となっていたため大変な日々だった。続くときは続くものである。
これ以上の厄災が起こることのないよう願うばかりである。